岡山から東京に来てみた日記

2017年夏から東京に来てみました。読書会もひっそりやってます。https://chocspq0v0.wixsite.com/honchoco

【雑記】実家の周りに鉄道を引きたい。(1)

私の実家は、最寄り駅まで徒歩40分。

自転車で25分。

クルマで15分。

全然最寄りじゃない。

仕方ないんですよ、クルマ社会の岡山では。

もうこれで28年やってきましたからね。

 

 

でも困るなあと思うのが、おばあちゃんや免許を持ってない妹の送迎。

べつに二人が嫌いなわけでも、面倒なわけでもないんですが、

私のリズムで動いてもらわないといけない申し訳なさ、

前後の予定をそれぞれ気にしないといけない面倒さ(結果面倒なんかい)

っていうのはあります。

効率悪いし。

 

あと、お酒が飲めないっていうのもデメリット。

全然酒豪じゃないし、お酒もめちゃくちゃ好きってわけではないんですが、

やっぱりたまに飲みたい気分になる。

でも最寄り駅まで徒歩40分。

深夜のタクシー3,000円弱。

もう一回飲みにいけるだけの交通費…。

 

あとクルマも一人1台所有という負担。

前の仕事はクルマを売ることだったので、そんな社会の恩恵にあずかってたわけですが、

維持費とかリスクとか、背負うものもあるよね。

持ってるだけで税金もかかる、

維持費もろもろかかる、

事故や壊されるリスクもある。

渋滞で機会損失するリスクもある。

 

で、やっぱり思う、

 

「願わくば近所に公共交通機関敷いてほしい」

 

 

そんなわけで、公共交通機関がほしいわけです。

ちなみに家近くのバス路線は、約15年前に廃線になりました。

如実に感じる交通業界の厳しい懐事情。

でもないと困る、公共交通機関

 

ということで、交通機関を増やせないのか?!を考えたいと思います。

手っ取り早く、「大都会岡山」を「大都会東京」に近づけることを目指す流れで進めたいと思います。

 

…やっぱりちょっと恥ずかしいので、「大都会岡山」改め、岡山と呼びます。

ちなみに、今回の「岡山」は県北主要都市である、岡山駅倉敷駅間を指したいと思います。

 

 

f:id:honchoco:20190224131555p:plain
f:id:honchoco:20190224131603p:plain
岡山県    東京都   (縮尺50km)

東京都は面積で言うと岡山県の1/3。

うん、小さい。

さらに、岡山県と23区

 

f:id:honchoco:20190224131555p:plain
f:id:honchoco:20190224131646p:plain
岡山県   23区   (縮尺50km)

岡山県の大きさが7,112 km²

東京23区の大きさが619 km²

23区だけで言えば岡山県の1/8です。

岡山県全体で比べるのは適正でないので、

倉敷市の大きさが354.7 km²(意外と小さい)

岡山市の大きさが789.9 km²

上記2都市が、1,144.6 km²

 

どっちの都市も「町っぽい」割合は、「町じゃないっぽい・田舎っぽい」に対して

大体1/5くらいかなと思う。

そうすると岡山はだいたい230 km²

これが現在の岡山(という街)の面積だとしよう。

 

東京23区(619k㎡)くらいの大きさを想定すると、2.6倍「町っぽい」が増えると、

東京に近づく。

 

それも倉敷駅高島駅までの間だと良いのではないだろうか。

仮に23区を円形と考えたとして、面積から計算すると、

直径28km。

岡山県で言うなら倉敷~高島までが約28kmである。

町の中心地は庭瀬・大安寺あたりになるだろう。

 

神奈川寄りの蒲田駅~千葉寄りの金町駅までが電車で58分、クルマで1時間6分。

倉敷~高島まで電車で27分、クルマで54分。

なんだ!岡山のほうがコンパクトそうじゃん!

というとちょっと違って、それだけ間をすっ飛ばしている。

倉敷~岡山までの間は駅と駅の間隔が3~4.5km。

岡山から高島間は少し縮まって2km前後。

東京は1駅1km前後(東京~有楽町なんか700m)。

この「歩けるっちゃあ歩ける距離」が、町とお近づきになるきっかけになる。

 歩けるっちゃあ歩ける距離って、岡山で言うと岡山駅から城下、

倉敷で言うと倉敷駅から美観地区

じゃないですか?

岡山駅から運動公園も入るかも。

岡山駅から岡山大学はちょっとハードルあるかな。

 

 

さて、倉敷駅高島駅までの28km区間では、

倉敷、中庄、庭瀬、北長瀬、岡山、西河原就実、高島駅と、

7駅しかない。

東京なら1km区間に1駅理論で行くと、28駅はあるはず。

駅に関しては4倍にすれば東京に近づく。

さすがに4倍は多いので、駅についても2.6倍あればどうだろうか。

駅と駅の間隔は1.5kmになる。

徒歩で20分弱、クルマで5分、自転車でも7分とか10分とか。

 

 

めちゃくちゃ便利じゃん。クルマ、いらんくない?

いや、クルマ好きなので無い生活も嫌なんですが、

高齢者社会の岡山にはぴったり。

実際、80歳が見えてきたところで

「免許返納したからクルマ手放す」という方は多いですが、

正直その後の生活はどうしてるのだろうか、と。

タクシー配車サービスもありますが、

自分のタイミングで外出できないストレスも生まれるし、

外に出なくなるので認知症も進む。

 タクシーの運転手も高齢化しています。

 人的リソースがそこに割けるのか。

 

 

 

そりゃあ確かに、田んぼの真ん中に駅があっても・・・

なんだろうけど、食農近接するよなあ。

農作業後の泥まみれで電車はやめてほしいけど、

なんなら女性専用車両よろしく、泥んこ専用車両とかあってもいいんじゃないかな。

昔の鉄道は何等級とかあったわけだし。

 

倉敷駅-岡山駅の直線距離は約20km(本当は18kmとちょっと?)

東京だとスカイツリー-東京タワー(東京駅挟んで東西)が8.5km

23区以北の練馬からスカイツリーが見えて感動したけど、この距離が19km

この距離の間で、町の雰囲気が一駅一駅違う…

同じ距離でなら岡山か倉敷か、しいて言うなら北長瀬の存在感が強まりつつあるか

って感じなのに、恐るべし東京。

 

話はだいぶそれてしまいましたが、

実家の周りに路線が増えて駅へのアクセスをよくするためには、

どれくらいのペースで増やすことが想定されるか、

という話でした。今回は。

 

さて、次回以降では

鉄道を引くためには、を考えていきたいと思います。